来年への家づくりの相談を受けてスケッチプランが進んでいる。
プランづくりは土地を見て、空気を感じながら進める。
平澤はアナログ人間なので、土地に何度も足を運び、その家族をイメージして、そこで頭の中でプランを描きます。
その時、土地のクセをしっかり掴むのです。
視線も光りもです。
そのあと頭の中を整理して、スケッチ用紙にエンピツで表現して行く。
消しゴムのゴミも多く出る。
土地にしばらく立ってイメージをする。
よって、近所から不審者に見られがちなので、お客様に失礼の無い様に気を使っております。
そしてスケッチ図面が出来る。
その後、何日間寝せておく。
それは、熟成させる事と日が経つによって今まで見えないところが鮮明に見えることがしばしば生まれるからだ。
物語を線で描く。
詩を書く事である。
そんな「涼温な家」にしたい。
そんな思いでプランをつくる。
この時、ワクワクがなければならない。
そして、次のステップではCAD図面に落とし込み、あらゆる検討を加えながら熟成させる事は言うまでも無い。
そんな家づくりプランの流れが、今進行している。
平澤 政利