ここのところ、体感ハウスに宿泊の方が増えている。
例年、寒くなると増えて来るのですが、今年は加速して多いです。
私は、来場されました方々に、夕食は、意図的に臭いの強い食事をされる事をお勧めしています。
夕食をしていると、食堂からもつながっている居間にも当然の如く臭いは一時的には広がって来ます。
しかしながら、時間の経過と共にその臭いが薄れて、そして無くなる。
翌朝、臭いの無い、空気淀みの無い爽やかな暖かさをしっかり感じて頂きたいのです。
宿泊された方々は、それを確認するかのように、その空気感を楽しまれている。
それは、住み心地の要素の一部かも知れませんが、住宅展示場と称する所では見えない大きなポイントのはずです。
宿泊されたお客様が呟きのようにおっしゃる。
「今まで、検討してきた家づくりとは次元が違う」。
とても嬉しそうに話をする。
こうして、少しずつでも、このような家づくりがあることを知ってもらう。
それを広める。
これが我々の社会貢献でもあると考えております。
宿泊された皆様方が、翌朝お帰りになる時の共通点でもある、笑顔そのものが、涼温な家の全てを物語っていると言える。
平澤 政利