S様邸は敷地の関係もあり、横に広い住まいとなっている。

こちらの家でも、上質な住み心地確保のためにセンターダクトは２本設置となっている。
換気システムは小屋裏に１セットです。

涼温な家は、排気ライン計画はとても大事である。
それと同時に「涼」と「温」をクリーンな空気にして、家の中に取り込む給気ラインもスムーズに流れることが不可欠です。

こちらは、玄関ホール側に設置されているセンターダクトです。
気流を感じさせない快適のセンターダクトは、ここにきてようやく人々に認知されつつある。

このセンサーダクト、そして排気ダクトには、マツミハウジングと換気システム専門のドーネのサポートが常にあり、さらにはパナソニックの綿密な計算が加味されて、涼温換気システムとなる。

一棟、一棟が異なる条件の中で確立して行くかなりの綿密作業と計算を必要とする建物なのです。
更には、計算を越えた長年の経験と感覚調整も必要とされる。

理論が理解出来たからといって、造れるレベルの家では無い。

先日の気密測定では、C値=0.2ｃ㎡/㎡以下の報告を受けている。
暑い夏に涼しい現場はありがたい。

平澤　政利