天気にも恵まれた日曜日に、O様邸のお引渡しを迎えた。
気温も上がり、お昼前に小屋裏から隣のガルバリウム鋼鈑の屋根をレーザー測定器で表面温度を測ってみる。
何と、60℃を越えていた。
当然黒い色のO様邸の屋根表面温度は同じと言える。
そんな中で、涼温な家は、玄関を開けるとひんやりと涼しい。
最上部の小屋裏ロフトですら、25℃台の温度を示している。
もちろん、エアコンはまだ稼動していない。
打合せの時にも遠方よりお越し頂いていたお兄様御夫婦も同席して下さり、体感ハウスよりもさらに高性能な、この涼温な家を体感してもらった。
O様ご家族もエアコン無しでの、この温度と空気には改めて驚かれていた。それと同時に、安心しているような表情すら窺える。
私共も何とも嬉しい気持ちになる。
お引渡しの約1ヶ月前から全熱交換型換気システムは運転させていた。
そして、メンテナンス方法等も説明し、確認してもらう。約1ヶ月という短い期間でも、フィルターには外の汚れや小さな虫が確認できる。
改めて、家族の健康を守ってくれる、これらのシステムの重要性と、維持管理の重要性を認識して頂いたことであろう。
二人のお子様の様子を見聞きしていても、新居での新しい生活にワクワクしていることが伝わってくる。
これから、もっと暑くなり、エアコンを併用していくと、さらに涼温な家の性能の高さを実感されるだろう。
暮らしていく中で工夫しながら、O様ご家族の生活に合った涼温な家であり続ける事をサポートしていきます。
佐藤 吉行