この、さいの神の点火を偶然、通りすがりに見かけた
すぐさま道端に車を停めて、駆け足でその場に行く。
場所は阿賀町。
新潟県では、小正月行事に至るところで見かける風景です。
家内安全、無病息災を願うと聞いている。
細い竹竿に針金でスルメをぶら下げて焼くことも、私の生まれた中越地方も同じだと懐かしく思いながら写真を撮った。
雪の積もった畑の上に竹の芯を組み合わせ、そこに藁をぎっしり積み重ね作り上げる。
子供たちにとっても、印象に残るふるさとのひとコマとなるだろう。
笑い声が響いていた。
平澤 政利