15日に工程会議を行なったことは、平澤のブログでも紹介されている通りである。
もちろん私も平澤建築事務所の社員として出席している。

2015年の最初の会議ということもあり、現場の進捗状況や今後の工事の流れ等を確認した後は、家づくり、さらには仕事に対しての考え方や生き方について想いを共有すべく、その時間を割いた。
業務経験の浅い私にとって、経験豊富な関係業者の皆様と学ぶことには、何とも言えない緊張感があった。
普段から平澤より厳しく教えは頂いているが、これだけの方々と同じ空間で聴く話には、今まで以上に言葉の重みやその情熱を感じる時間だった。

出席して下さった方は、そのほとんどが代表やリーダーという立場で、常に人の上に立って業務をされている。
そんな人達の真剣な眼差しを見ていると、とても心強い気持ちになる。
考え方を理解して、共有してくれる人が私共を支えてくれているのだと、改めて感謝の思いでいっぱいとなった。

もちろん、今更言われなくても十分わかっている、と思う方もいたかもしれない。
しかし、どんな些細なことであっても、そこに携わる全ての人間が想いを共有し、「当たり前のこと」になるまで消化しなくては、大きな一歩にはならないと思う。

その大きな一歩を踏み出すために、自分自身の在り方を今一度見直す良い機会であった。

佐藤　吉行