建築に限らず、仕事に必要な資材を、安全のため少し余分に注文しておきたくなるのが、現場の常である。
足りなくなった時には、入荷までの時間のロスが発生し、仕事の遅れとなることを避けようと考える。
しかし、私共の会社では、それについてはかなり厳しくチェックし目を光らせている。
ボードにしろ、野縁にしろ、必要数量を仕入れる。
それは意識の中に落とし込まれて、物を大切に使用することへとつながると考えている。
つまり、お客様のお金を大切にすることである。
必要なだけ仕入れると、ゴミは当然少なくなる。
現場管理者や全職人も、注文時には予知能力が求められる。
不足しない必要数量を出すのである。
これも繰り返し行なっているうちに、どんどんと研ぎ澄まされていく。
この中で現場も進化し、人も高まっていくと思っている。
きれいな現場は健全経営でもある。
ここの所毎日同じことを書いていてすみませんでした。
平澤 政利