青色発光ダイオード(LED)の開発によって、3名の日本人の方々がノーベル物理学賞を受賞された。
LEDは建築業界でも多大な恩恵を受けると共に、私共の家づくりにおいても、照明器具のほぼ全てはLED器具となっている。
受賞された3名の中で、名古屋大学教授の天野教授のインタビューを見ていて、はっと気付かされた。
天野教授はノーベル賞を受賞することができたのは、「情熱」と「粘り強さ」があったからだという。
そして、「これはできるのが当たり前だ」と思い続けていたらしい。
まさに、私がいつも平澤から教えられている事であった。
自分がやると決めたこと、やりたいと思ったことなど、その思いを強烈に思い描き続ける。
それが潜在意識の中に徹底的に浸透するまで。
そして、カラーでイメージできる所まで、とことん昇華させていく。
何が何でも実現させる「情熱」と、どんな逆境にも屈しない「粘り強さ」。
まだまだ「情熱」の強さも、何事にも対する「粘り強さ」も未熟な私ではあるが、日々の仕事や生活の中で一歩一歩前に進み、揺るぎない「情熱」と、それを実行させていく「粘り強さ」を体得していきたい。
佐藤 吉行