十日町のブナ林(美人林と言われている)にて、N響メンバー等によるクラシックコンサートを聴いて来た。
新緑の葉の間からの光と小鳥のさえずりをも伴った稀なコンサートである。
実は10年ぶりの開催となる。あまりに入場者が多くて、美人林の自然が壊れたのが中止の原因と聞いた。
初めて聴いたが、ホールのような温度・湿度、そして音響の管理調整はできない分、大自然の気持ちよさは今まで感じたことの無い素晴らしさがあり、とても気分豊かになれた。
本物は人に感動を与える。
N響のメンバーもこんなに素晴らしい環境の中での演奏することは他には無いと、共に一体となり楽しまれた。
ブナ林のなかに響くピアノやバイオリンの音は、興奮するほど刺激的であった。
贅沢な時間を頂きました。
平澤 政利