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2014.01.17
本の精神

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先日の工程会議では、改めて涼温換気の統一事項などの話をした。
理論とメカニックの家づくりにおいては、繰り返しの学びが不可欠である。
近年あちこちで見かける「もどき住宅」には心が痛む。
単なる営業トークに乗せられて契約し、そして着工される。
危険な外断熱住宅は、住み心地に大きな欠陥が生じるだけでなく、何より建物の耐久年数が少なくなることを知らされずに工事が進んでゆく。
同業として見れば、これは一つの犯罪とさえ言える家づくりである。
正しい家づくりのために、この改訂版「新『いい家』が欲しい。」を一人でも多くの方に読んでもらうことを、皆の協力を求め、その本の精神を今一度繰り返し共有した。
工程会議等により工事管理をきっちりすることは、品質の向上のみならず工事がスムーズに流れ、全ての人達にとってプラスに働く。
全体工程と個別工程、そして工事のボリュームとその体制のバランスを調整する。
工程とは生き物であり、日々目配りする必要がある。
チーム平澤の一体感は本当に私の支えとなっている。
感謝申し上げます。
平澤 政利