M様ご厚意により開催の構造見学。
誠にありがとうございました。
まだ窓が付いて無い事もあり外断熱の家は涼しいと言われる。
屋根及び三面の壁は撥水性断熱張りで包み込まれ、来週には玄関ドアと樹脂サッシ窓が取り付く予定です。
土台、柱、筋交い、ホールダウン金物内側の写真。
柱土台、ガセットプレートで剛性を高めた筋交い端に20mmクリアランスで固定する。
一般木造在来工法筋交いは、圧縮筋交いですので、筋交い端部の隙間はNGである。
しかし、TIP耐震構法はガセットプレートにおいて横架材と柱端部が固定され、引っ張り筋交いを形成する。
東京工芸大の上西元名誉教授研究室で実物大実験を繰り返し行ない立証された。
その後、各大学校の試験場において、実物大耐震試験を行ない、ようやく国土交通省大臣認定取得となる。
一般的木造圧縮筋交いは大地震による強い力での変形破壊の報告がある。
引っ張り筋交いを支えるガセットプレート写真。
土台と柱の剛性、同時に引っ張り筋交いとしての固定である。
壁面隙間の斜め板張りは地震揺れの粘りは、実物大耐震試験で立証済み。
さらに、斜め桧板材による隙間は、構造体の呼吸促しにもなっています。
平澤建築事務所
平澤 政利