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2021.06.16
小屋裏がもったいない

20年間一貫して外断熱・気密住宅だけをつくる新潟の建築事務所として知られる様になった。

常々もったいないスペースに屋根裏があります。
以前の法改正によりロフト規制が緩和され注目有効利用空間である。
外断熱の小屋裏は屋根面に断熱施工するため、夏の熱気入り込みが抑えられる。
天井面に広げて敷く充填断熱と比べあまりにも涼しく冬は暖かい屋根裏です。
梁上に剛床用合板24mmを張るだけで構造補強と共にロフトができる。
わずかな費用で大きな価値が生まれるのです。

ご存知の通り天井高1.4m以下、直下階床面積の1/2未満の収納スペースならば階数、床面積には算定されず固定資産税も無い。

換気が強く求められる現在では、住み心地の質や換気の具体方法の是非はさておき、魅力的戦略活動にて早くにして依頼先を決める。

コロナ以前では家中温度差無いの上質な住み心地、健康重視の空気を求められる方々の検討比較の来場で、空気の質感心地よさに頷きながらの体感です。
最近では換気は当たり前、心地よさの質、将来へのメンテナンスはさておき、安く早く簡易でも幅を利かせ集客契約です。
数年後こんなはずではなかったにならないように、住まいの本質をしっかり見極め依頼先を決断されたいものです。
屋根裏空間をご覧頂くと、換気含め省エネ価値に納得されます。

平澤建築事務所
平澤 政利