進行中現場以外にもプラン図面、詳細図面、見積書の作成や修正作業が並行する。
特に図面段階では、建築士として可能な限りのイメージを持って作業にあたる。
構造や断熱・気密、換気計画などの基本性能だけでなく、建築的美しさの追求、空間のあり方、カラーバランス、ライティングなど多岐に渡り、強いイメージをしながら進めています。
家族の要望をどう具現化するかはもちろん重要です。
ただ、それ以外にプロの建築屋の立場として譲れないものもあり、それを理解してもらうことも同じくらい大切です。
平澤もよく言っている、
「カラーで見えるまでの強いイメージ」
です。
作成や修正した図面をお客様に渡す前に、再修正や微調整することがほとんどである。
完成後にフラットな気持ちで見返すことで、新たな気づきや別案が浮かんだりもする。
その瞬間に全てを出し切る。
1枚の図面にもそんな思いが込められています。
平澤建築事務所
佐藤 吉行